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仕草でボディーランゲージを知る

ハリネズミの特徴といわれる唾液塗り

言葉をしゃべらないはりねずみ。
しかし、気持ちや感情を仕草で表現しています。
ハリネズミはとても用心深く、臆病な性格です。
心身のストレスを和らげるてあげるためにも、習性や行動を理解し安心して暮らせる環境を作ってあげたいですね。

ハリネズミによく見られる行動の一つに、唾液塗りがあります。
アンティングとも呼ばれますが、初めて見るものや知らない匂いを嗅いだときに、その未知の物を舐めたり齧ったりして唾液と混ぜ合わせて泡状にする行為をいいます。
そして泡状にした唾液を、長い舌を使って針や背中など自分の体に塗る付けるのです。

なぜこのような行動をするのか、まだはっきりとした理由はわかっていません。
異常行動のように見えるのですが、ハリネズミの習性の一つなので心配しなくても大丈夫ですよ。

一説によると、未知のものの匂いを体に付けることで、自分の匂いを隠して周囲と同化するのが目的といわれています。
また、蛇やカエルの毒など、毒性のある物質を唾液と混ぜて体に塗ることで身を守ろうとしているという説もあります。

初めて出会う物以外でも、唾液塗りが行われることがあります。
この場合は、餌の匂いを身につけることで繁殖相手を誘う求愛行為ではないかと考えられています。

針を立てるのはなぜ?

針を立てる行為は、驚いたり周囲を警戒したりしている合図です。

ちょっとした驚きや不快な状況程度なら、頭の部分の針だけを立てます。
シューと鳴き声を出して、警戒心を表すこともありますよ。
頭の針を立てた状態で飼い主など周囲の人にぶつかってくることがあるので注意しましょう。

警戒心が高くなると全身の針を立てます。
さらに警戒心が高まりマックスの状態になると、全身をボールのように丸くして全方向に針が向くように立てます。
これは警戒心が高まって恐怖心へと変わり、身を守ろうとしている証拠です。

針を立てている状態のハリネズミは、危険な環境にいると感じています。
この状態でフシューと鳴きながらジャンプをして威嚇してくることもあります。

ハリネズミは何千本もの針を持っていますから、このようなときに無理にさわろうとすると危険です。
警戒心が解けるまでそっとしておきましょう。

病院につれていくなど、どうしても触らなければならない場合は針が刺さらないように皮手袋や分厚いタオルなどでそっと持ち上げ、すぐにキャリーバックに入れてあげてください。

また、この状態とは逆に針を立てずに寝かせたままで体を丸めているときもあります。
これもハリネズミ特有の習性の一つです。
眠っているときに針を寝かせた状態で丸まっている姿がよく見られます。

安心している証拠ですので、このときもなるべく刺激せずにそっとしておいてあげましょう。