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体のしくみを知る

ハリネズミの嗅覚

ハリネズミはどのように外界を認識しているのでしょうか。
つぶらな瞳が愛らしいのですが、ハリネズミはもぐらの仲間なので視覚よりも嗅覚や聴覚の方が発達しています。
特に匂いを感じる脳の嗅葉という場所が発達しており、優れた嗅覚を持っているのが特徴です。

ハリネズミはこの鋭い嗅覚を使って、食べ物を探したり天敵から身を守ったり現在自分がいる場所を認識したりしています。
また、繁殖相手を探す、母と子がお互いを探すなどコミュニケーションの手段としても使われています。

飼い主を判断したりなついたりするのも、飼い主の匂いを覚えているからです。
このためハリネズミと仲良くなるためには、飼い主の匂いを覚えさせるのが有効な手段といわれています。

ハリネズミの聴覚

嗅覚だけでなく、聴覚に優れているのもハリネズミの特徴です。
ハリネズミが聞くことのできる音域は人間よりも広く、60キロヘルツ以上の音を聞き分けられるといわれています。
人間が聞き分けられるのは20キロヘルツまでといわれていますから、幅広い音域の音を使って周囲を把握していんですよね。

飼い主の声も認識できますから、飼い始めたら積極的に話しかけて声を覚えさせましょう。

ハリネズミの触覚

ハリネズミはひげを使って、触覚でも周囲の状況を把握しいます。
ひげの毛根は神経と連動しており、ひげが触れた情報を脳に伝達するセンサーの役割をしているのです。

左右に張り出したヒゲで狭い通路の幅を認識したり周囲の情報を得たりしています。
また鼻の下にもひげがあり、このひげで食べ物の情報をキャッチしています。

ハリネズミの視覚

ハリネズミの視覚は嗅覚や聴覚に比べて劣ってはいるものの、全く見えないわけではありません。
ハリネズミは周囲に生息する小さな虫を食べますから、遠くまで見通す視覚はそれほど必要としないのです。
そのかわり、薄暗い場所でもものを見分ける能力が備わっています。

ただ、アルビノ種の場合はほとんど見えていないと考えられます。
しかし視覚よりも嗅覚や聴覚などで周りを認識していますから、視力がほとんどなくても不自由なく過ごせます。
私が飼っている4匹のうち2匹がアルビノですが、元気に暮らしていますよ。

体の小さいハリネズミは、頭もとても小さくて原始的な脳をしています。
だからといって頭が悪いわけではありません。
さまざまな感覚から周囲の状況をしっかりと判断していますし、感情もあります。
飼い主のことをちゃんと判断するなど学習能力もありますから、コミュニケーションを楽しむことが可能です。

こちらから話しかけて声を覚えさせ、スキンシップでしっかりと臭いを覚えさせることで飼い主であることを認識しやすくしてあげてください。
ハリネズミと仲良くする喜びは飼い主ならではの特権です。